今回は、新潟弁の反語表現について勉強します。例えば「誰がそんなものを買うでしょうか」という文があります。この文は「誰がそんなものを買うでしょうか」という疑問文の形をとりながら、「いや、誰もそんなものを買わないでしょう」と主張しているのです。このように、疑問の形を用いた否定文を反語表現と言い、新潟弁でも文末に「ば」を付けて表現されています。
ですから、「誰がそんなものを買うでしょうか」という文を新潟弁に訳すと、「誰がそんげがん買おば」となるのです。
例)「誰がそんげがん買おば」
(誰がそんなものを買うでしょうか)
(誰がそんなものを買うでしょうか)
「どごにそんげがん売っていよば」
(どこにそんなもの売っているでしょう)
(どこにそんなもの売っているでしょう)
「俺が何そんげ事言おば」
(私がどうしてそんな事を言うでしょう)
(私がどうしてそんな事を言うでしょう)
(近藤アナより注意)
なお、このコーナーで紹介している言葉は、主に新潟市とその周辺で使われている方言ですが、それでも、世代や地域によって、使い方、解釈、発音、アクセントなどに微妙な違いがある事を御了承下さい。







